『頑張ってるのに伸びない』
昔の私は、ずっとそう思ってました。
必死にノートにまとめる。
分厚い参考書を読む。
寝ずに毎日記録。
不効率だって分かってたはずなのに、やめられなかった。
頑張ればどうにかなるって思ってたから。
根性論で頑張ってました。
質より、量って感じだった私。
高校の時、あれだけ苦労して入った看護学校。
中学英語からやり直して受けた看護学校。
『絶対助産師になる』
って夢。
だから今度こそ頑張れると思ってた。
でも現実は全然違った。
模試は下位。
テストは赤点スレスレ。
実習も毎回ギリギリ。
周りはどんどんできるように見えるのに、
私だけ置いてかれてる感じ。
ずっと、誰かの背中を追いかけてる感じ。
これ、看護学生なら分かると思う。
朝の情報収集で、みんな普通に答えてるのに、自分だけ何聞かれてるか分からん感じ。
カンファレンスで急に当てられて頭真っ白になる感じ。
記録も頑張って書いたのに、赤ペンだらけで返ってくる感じ。
『私、向いてないんかな』
って何回も思ってた。
でも。
助産師になるって夢だけは諦めきれなかった。
浪人しても絶対看護学校受けるって、
言ってたくらいの夢だったから。
このままじゃダメ。
変わりたい。
でも正直、何したらいいか分からんかった。
勉強してる。
なのに伸びん。
参考書も買う。
まとめノートも作る。
付箋も貼る。
なのに模試の結果は変わらん。
もう頑張り方すら分からなくなってた。
何をしてるのかも分からなくなっていった。
そして迎えた、
2年生3月の模試。
点数見て、さすがに焦った。
必修30点。
一般状況100点ない。
順位、学年最下位。
もう笑うしかなかった。
でも全然笑えなかった。
『え、国家試験どうするん?』
『助産学校無理じゃない?』
って。
だってもうすぐ3年生。
領域実習が始まる。
勉強時間なんてもっとなくなる。
私はその時、
『夏休みから本気出そう』
って思ってた。
でも。甘かった。甘すぎた。
突然の、
新型コロナの流行。
学校が休校。
しかも、
夏休みがなくなるって言われた。
つまり、
後回しにしてた時間が消えた。
『え、もう後ないやん』
って本気で焦った。
でも焦るのに、何勉強したらいいか分からん。
勉強しても伸びん。
やってるのに結果出ん。
正直、
助産師どころか、
看護師にもなれんかもしれん。
って思ってた。
そんな時。
私は必死にインスタで国家試験対策してる人を探してた。
『誰か助けて』
そんな気持ちだった。
そこで、ある人に出会う。
その人に言われた。
『母性って点数配分高いよ』
って。
正直、
『え?そうなん?』
って感じだった。
でも私は助産学校受験も控えてた。
だったら、
『とりあえず母性やろう』
って決めた。
ここで初めて、
勉強の方向を変えた。
今思えば、
私はずっと『全部やらなきゃ』って思ってた。
でも全部やろうとすると、結局全部中途半端になる。
これ、
『ハイキュー』の日向にちょっと似てると思う。
最初の日向って、
全部できる選手じゃない。
レシーブも完璧じゃない。
ブロックもできない。
身長もない。
でも、
『速攻』って武器を見つけた瞬間、
一気に試合で戦えるようになった。
全部平均点を取ろうとしたわけじゃない。
『自分が勝てる場所』
を見つけて、そこを磨いた。
それが私にとって、
母性だった。
看護学生の勉強も似てると思う。
勉強できない側って、
真面目だからこそ全部やろうとする。
あれもやらなきゃ。
これもやらなきゃ。
参考書増える。
ノート増える。
付箋増える。
でも点数は変わらない。
これ、
実習前日に記録全部完璧にしようとして、結局2時間しか寝れなくて、翌朝の報告グダグダになるのと似てる。
頑張ってないわけじゃない。
むしろ頑張ってる。
でも、
力の入れ方がズレてる。
私にとって、
それが母性だった。
最初は半信半疑。
でも、
少しずつ変わった。
『あれ?解ける』
『前より分かる』
って。
初めて、
勉強して結果が出る感覚を知った。
それが嬉しかった。
小さい成功体験だけど、
ずっとできなかった私にはめちゃくちゃ大きかった。
そこから、
母性を中心に勉強。
すると、
模試の点数が右肩上がり。
そして半年後。
学年TOP10。
模試最下位だった私が、
自分が一番びっくりした。
しかも、
助産学校受験が1月まであったから、
ほぼ母性しかやってない。
それでも点数は上がった。
ここで初めて思った。
『私、努力不足じゃなかったんかも』
って。
努力してなかったわけじゃない。
ただ、
努力の方向が違った。
もし今、
『頑張ってるのに伸びない』
って思ってるなら。
努力不足じゃないかもしれない。
努力の方向がまだ合ってないだけかもしれない。
私は、
今までの勉強の考え方を180度変えた。
だから変われた。
勉強できない側だった私でも変われた。
だから私は、
母性を捨てないでほしいって思ってる。
私と一緒に母性頑張ってほしい。
未来変わるきっかけ、
そこにあるかもしれない。
次はあなたの番です。

