実は、助産師になるの反対されてました。
高校2年生。
『助産師になりたい』って親に伝えた時、こう言われました。
『保育士でいいやん?そのためにこの私立にしたんでしょ』
確かに私は、保育士の資格を取るために、
公立高校は不合格だったけど、
保育士の資格が取れる大学が附属している私立を選んだ。
今こうやって助産師として働いて、母性の発信までしてる私だけど。
最初から応援されてたわけじゃない。
むしろ、正直に言うと『無理やろ』って空気でした。
でも今思えば、親はただ反対してたんじゃない。
心配だったんだと思う。
でも当時の私は、ただただ悔しかった。
だって私は、高校受験に落ちたことを忘れるくらい、夢にまっしぐらだったから。
高校2年生の時。
ドラマ『コウノドリ』を見て、私は助産師になるって決めた。
元々、子どもが大好きで保育士を目指してた私。
保育園の時の先生が大好きで、保育園の頃から『保育士になる』って言ってたくらい。
でも、『コウノドリ』の吉田羊を見て、
『え、かっこいい。絶対これなる』
って、本気で思った。
あの瞬間、進路変えた。
高校の先生にも、
「ドラマ見て目指すなんて」って、
少しあざ笑われていました(笑)
でも現実問題ね。
私は勉強ができるタイプじゃなかった。
むしろ真逆。
高校受験も失敗してるし、
部活は強豪で勉強する時間なんてほぼなし。
土日も休みが休みじゃない。
課題は通学の1時間で頑張ってた。
また同じことになるんじゃないかな。
そう思いながらも、『助産師』の夢だけは追ってました。
高3の夏。
部活引退して、やっと受験勉強始めた。
けど、現実えぐかった。
どの教科も壊滅。
特にやばかったのが英語。
私といえば英語!って思った人いるかな?(笑)
ほんまに笑えんレベル。
一般動詞とbe動詞の違いからやり直し。
どれがBe動詞でどれが一般動詞なのかレベル。
高校3年生やで?
周りは受験対策してるのに、私は中学英語。
先生も呆れてたと思う。
私自身も焦ってた。
『なんで私はこんな遅れてるんやろ』
って。
結局、看護学校受験。
一個も受からんかった。
高校受験失敗の記憶がフラッシュバックして、
『あ、またか』
って思った。
『やっぱ私には無理なんかな』
って。
でもその反面、
私はもう決めてた。
『あと少し頑張って、だめでも来年頑張る。絶対助産師になる』
って。
それくらい、初めて「なりたい!」って思えた職業だったから。
正直、
受かる自信なんてなかった。
でも、
夢を諦める選択肢だけはなかった。
親も、
『進路変更急だったしね。勉強も追いつかないよね』
って感じでした。
正直どう思ってたの?って、あとから親に聞いたことがあります。
そしたらこう言われました。
『なりたいんだなってことはわかってた。だって浪人しても来年頑張るって言うから。本気なんだなって。』
『でも、高校受験の時のめいを、また見るのかもって思ったら…。応援したい気持ちと、保育士で行ってほしい気持ちと、両方あった。』
って。
親からしたら、
『娘の苦しむ姿をもう見たくない』
っていうのが本音だったんだよね。
でも、2月。
ギリギリ補欠合格の連絡。
親も泣いて喜んでくれました。
『やっとなれるね!』
って。
『でも絶対しんどいんだから頑張りなさい』
『勉強苦手なのに大丈夫?笑』
って言われたけどね(笑)
でも、そこからなのかな。
心からちゃんと応援してくれるようになったのは。
だけど。
看護学校入ったらハッピーエンド。
…では全然なかった(笑)
・模試は学年最下位。
・テストは赤点ギリギリ。
・実習も毎回必死。
・記録終わらん。
周りがみんな出来る人に見えた。
看護学生ならわかると思う。
・カンファでスラスラ喋れる子。
・記録終わってる子。
・模試の点数高い子。
みんな余裕そうに見えるんよな。
でも自分だけ、
『え、何言ってるかわからん』
状態。
私は毎日、
『助産師向いてないんかな』
って思ってた。
しかも、ふと親に言われた言葉思い出す。
『看護学校厳しいで』
『勉強苦手やのに大丈夫なん?』
あー今の私だ…。
でも、親はあとからこう言ってた。
『オールして苦手な勉強して、へとへとで実習行って。なんでここまで頑張るんだろうって。だから、無理とは思ってなかったよ。』
って。
でも当時の私は、それと反対に、
『やっぱ無理なんかな』
って傷ついてた。
なんか、
ハイキューの日向みたいやなって今は思う。
(※ごめんまたハイキュー)
才能ある人たちに囲まれて、
自分だけ置いていかれてる感じ。
周りは普通にできるのに、自分だけ全然できへん。
でも、日向って諦めへんかったやん?
できないなりに考えて、
自分の武器探して、
努力し続けた。
私はそれが『母性』だった。
ある講師の人が、
『母性って点数配分高いよ』
って教えてくれた。
助産学校受験もあったし、
『じゃあ、とりあえず母性だけやろ』
って決めた。
そしたら、
少しずつ点数が上がった。
ほんまに少しずつ。
でも上がった。
気づけば、模試TOP10。
あんなに最下位やった私が。
これ、たぶん勉強できる人からしたら普通の話かもしれん。
でも、
勉強できない側やった私からしたら、
人生変わるレベルやった。
だから今、思う。
最初から応援されてなくてもいい。
勉強できる側じゃなくてもいい。
今できてなくてもいい。
大事なんって、
『ここで諦めるか』
なんやと思う。
だって私、
・高校受験失敗
・看護学校受験全落ち
・模試最下位
・赤点ギリギリ
そんな私でも、
助産師になれた。
だから、
今しんどい看護学生へ。
『向いてないかも』
って思ってても、
まだ決めんでいい。
今の成績で、
夢を諦めんでいい。
勉強できなかった側の私でも、
変われたから。
だから私は今、
昔の私みたいな看護学生に向けて、母性を発信しています。
一緒にがんばろう。

