努力は裏切らない。は、半分ウソだと思う。

過去の私

私はずっと、

『努力は裏切らない』

って言葉があまり好きじゃありませんでした。

だって、
頑張っても結果が出なかったから。

高校受験も失敗。

看護学校に入ってからも、
模試は最下位。

テストは赤点ギリギリ。

実習も毎回ギリギリ。

だから正直、
『努力は裏切らないって本当?』
って思ってました。

でも、
頑張ってなかったわけじゃないんです。

むしろ必死でした。

休みの日は朝から友達とファミレス。

コロナ真っ只中だったので、
マスクして、アルコール消毒持って、
朝から夜まで勉強していました。

ルーズリーフも、
100枚入りの束がほぼなくなるくらい使ってた。

スタディガイドを読んで、

大事なところを書き込んで、

さらにルーズリーフにまとめる。

また別のページにまとめる。

今思えば、
『いや、結局どこ見返すん?』
って感じです(笑)

でも当時は本気でした。

書けば覚えると思ってたし、
まとめれば頭に入ると思ってた。

だから結果が出ないのが本当につらかった。

看護学生ならわかると思うんです。

何時間もかけて記録を書いたのに、
指導者さんから
『で、アセスメントは?』
って言われるあの感じ。

頑張ってないわけじゃない。

むしろ頑張ってる。

でも、
頑張る場所が少しズレている。

昔の私は、
勉強でまさにそれをやっていました。

ハイキューで例えるなら、

日向が毎日体育館の床磨きだけをしている状態。

一つだけ決まった練習しかしない。

誰よりも早く来て、

誰よりも汗をかいて、

誰よりも頑張ってる。

でも、
スパイクは上手くならないし、
レシーブもできない。

試合にも勝てない。

努力はしてる。

だけど、
勝つための努力じゃない。

昔の私は、
勉強することより、
ルーズリーフを埋めることが目的になっていました。

まとめることに満足して、
問題を解く時間が減っていたんです。

そんな時、
コロナで学校が休校になりました。

しかも、
その休みが夏休みの代わりになったので、
『夏休みから本気出そう』

と思っていた私の計画は終了。

後がなくなりました。

その頃の模試は、

必修30点。

一般状況130点台。

順位は最下位。

本気で焦りました。

助産師になれないかもしれない。

いや、
その前に看護師になれないかもしれない。

何より、
国試浪人だけは嫌でした。

国試浪人の合格率って、
決して高くないじゃないですか。
半分以下って言われてるでしょ?

だから、
『落ちたらどうしよう』

じゃなくて、
『落ちたら終わる』

くらいの気持ちでした。

そんな時に出会ったのが、
インスタで国家試験対策を発信していた講師の方でした。

その方から、
母性の配点が高いことを教えてもらったんです。

私は助産学校受験も控えていたので、
とりあえず母性をやってみようと思いました。

正直、
最初は半信半疑。

でも、
もう他に思いつく方法もありませんでした。

そこからは、
ひたすら母性。

過去問も何周したかわからないくらい解きました。

本当に覚えていません。

気づいたらまた解いてた、
みたいな感じです。

病気が見えるも穴が開くほど見た。
表紙が破れるくらいね。

すると少しずつ、
変化が出てきました。

今まで見てもわからなかった問題が、

わかる。

解ける。

正解できる。

その時初めて、

『あ、解ける!』

って感覚を味わいました。

あれは今でも覚えています。

勉強が楽しいというより、
努力が結果に変わる感覚でした。

ずっと空回りしていた歯車が、
やっと噛み合ったような感じ。

あんなに伸びなかった模試も、
気づけば学年TOP10に入るまで上がりました。

最下位だった私がです。

だから今なら思います。

努力は裏切らない。

これは半分正しい。

でも、
半分はウソ。

方向を間違えた努力は、
普通に裏切ります。

私自身がそうだったから。

朝から夜まで勉強しても。

ルーズリーフを何百枚使っても。

頑張っているつもりでも。

結果につながらないことはある。

でも逆に、
努力する方向が合った瞬間、
人ってびっくりするくらい変われます。

模試最下位だった私が、
TOP10に入れたみたいに。

もし今、
頑張っているのに伸びないなら、
努力が足りないんじゃないかもしれません。
才能がないわけでもないと思う。

ただ、

『頑張る場所、方向がちがうだけ』

変えるべきなのは、

あなた自身じゃなくて、

勉強法かもしれません。

一度見直してみて。